生まれる前に知っておきたいこと
新型出生前診断・NIPTでわかる胎児の染色体
出生前診断 について
私たちは、NIPTについてご理解いただき、検査をご希望されるすべての方への検査提供を目指しています。
Ange Clinic 馬車道のNIPTの特徴
当院では、NIPT検査を必要な方に必要な時に受けていただきたいと思っております。
そのため、他のクリニックと比べても比較的安価な価格でNIPT検査をご提供させていただいております。
これは、検体数をある程度まとめて解析機器にかけることで、費用を抑えることにより実現しております。そのため、基本検査(13,18,21染色体)についても検査結果をお送りするのに10日前後お時間をいただいております。
また、全染色体検査については、微小欠失をレポートしないため、その分、安価にご提供させていただいております。微小欠失については、陽性と判断されたとしても、その影響が子供にどれほど現れるかわからないため、患者様の混乱を引き起こすことになりかねません。
検査の精度については、世界中で使用されている検査機器は、アメリカのイルミナ社を中心とした会社で扱われているものがほぼほぼであり、大きく異なることはありません。
また、海外では数万円から10万円程度の費用で検査が実施されており、日本国内では様々な規制の下で検査を受けづらい価格で提供されているのが現実です。
当クリニックでは、検査精度と品質を保ちながらNIPT検査をご提供させていただいております。
~新型出生前診断・NIPTとは~
採血は、お母さまの10mlの血液で検査ができますので、母体への負担が少なく、
流産や感染症のリスクがないのが最大の特徴です。
新型出生前診断・NIPTには、その他にも「精度が高い」、「妊娠早期でも検査できる」といったメリットもあります。
当院は、妊婦様・ご家族様に正しい染色体異常の知識をご提供し、
ご理解いただいた上で出生前の検査を受けていただきます。
【 NIPT検査:基本検査と全染色体検査比較表 】
基本検査 | 全染色体 | |
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検査可能時期 | 10週1日~ | 10週1日~ |
結果が出るまでの期間 | 最短7日(平均10日前後) | 最短7日(平均10日前後) |
採血量 | 10ml | 10ml |
対象の先天性の疾患(障害) | 13・18・21トリソミー、性染色体の異常(及び※性別) | 1~22トリソミー、性染色体の異常(及び※性別) |
費用 | 108,000円✛消費税 | 148,000円+消費税 |
【 ご希望の方には胎児の性別をお知らせいたします 】
【 再検査が必要な場合 】
その場合は再度クリニックにご来院いただき採血を受けていただく必要がございますので、予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
下記の場合、再度ご来院いただき、採血・再検査となります。
再検査の費用として12,000円(税別)いただきます。
再検査をご希望されない場合、検査費・輸送費を除いた50,000円(税別)をご返金させていただきます。
【 双胎児妊娠の方 】
- スクリーニング陽性結果の場合は、二胎児とも陽性なのか、一胎児だけが陽性なのか判断できません。
- 染色体異常はお調べできません。
- 性別はお調べできます。ただし、染色体に「Y」が含まれていた場合、
二胎児とも男性もしくは一胎児だけ男性という結果になります。
~新型出生前診断・NIPTのメリット~
~検査の流れや費用・持ち物など~
<検査の流れ>
お電話もしくは本サイトのお申込みフォームよりお申し込みください。 妊娠週数を確認し、検査日のご提案をメールでご連絡させていただきます。 |
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ご予約いただいた日時に、アンジュ クリニック 馬車道にご来院ください。検査申込書、同意書等をご記入後、医師の問診、採血となります。 お支払は現金、またはクレジットカードがご利用いただけます。 妊婦様ご本人のみのご来院で検査可能です。 受付からお会計まで通常30分程ですが、混雑状況などにより長くなる場合がございます。 ※検査会社へ提供する申込書兼同意書に、出産経験、流産経験、妊娠タイプなどをご記入いただきますのでご了承ください。 |
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採血後検査機関に血液を輸送し検査を行います。 | |
検査日から10日前後で検査結果を発送させていただきます。※全染色体検査は10日前後 |
検査費用は合計で基本検査128,000円(税抜) 全染色体検査148,000円(税抜)全染色体検査+微小欠失168,000円(税抜)です。ただし、お客様の体質などによる再検査が必要になった場合は、検査機関への血液輸送費用として12,000円(税抜)がかかります。
お支払いは現金・クレジットカードがご利用いただけます。
本サイトより事前に検査をご予約の上ご来院ください。(ご予約なしでご来院された場合、採血はいたしかねます。)
それ以降のキャンセルの場合、キャンセル料が発生いたしますのでご注意ください。
キャンセルご連絡日 | キャンセル料 |
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採血予約日を含む5日前まで | 発生しません |
採血予約日を含む4日前〜検査当日まで | 10,000円(税抜) |
※当日、つわりがひどいなどの理由でご来院が難しい場合は電話にてご相談ください。
~新型出生前診断・NIPTについて~
人間の体はすべての細胞に46本の染色体があります。そしてそれぞれが二本一組の対をなしています。
このうち22対は常染色体とよばれ、男女に共通しますが、残りの一対は性染色体といって、男性はXY、女性はXXという染色体です。
22対の常染色体には大きい順に1番~22番まで番号がつけられています。
トリソミーとは、通常二本の対をなす染色体を両親からそれぞれ1本ずつ受け継ぐ分裂の際に、ある番号の染色体において三本になってしまった状態のことです
【 13・18・21トリソミー・性染色体異常について 】
◆13トリソミー :出生児5,000~12,000人に1人。
◆18トリソミー :出生児3,500~8,500人に1人。
◆21トリソミー :出生児800人に1人。
◆性染色体異常
この症候群の多くは自然流産となります。知的発達は正常かやや低めですが、社会適応は良好なことが多く、一般的に低身長・第二次性徴の遅れや不妊症を契機に診断され、ホルモン剤による治療を行います。
将来、医療技術の進歩により出産できる可能性もあるといわれています。
大動脈縮窄症、難聴や斜視がよくみられ、一般の方と比べて糖尿病、甲状腺疾患など発症しやすい傾向があります。
知能は正常かやや低めですが、社会適応は良好です。背は高く、腕と脚が長いことが特徴です。不妊を契機に診断されることが多いが、医療技術の進歩により子どもを授かる可能性もでてきました。
思春期に疑われ、診断された場合は、ホルモン剤による治療を行い男性的な外見の出現を促進します。
一般の方と比べて糖尿病、慢性肺疾患、甲状腺疾患など発症する傾向があります。
*その他のX染色体異常
≪参考URL≫
- 難病情報センター http://www.nanbyou.or.jp/
- 小児慢性特定疾病情報センター https://www.shouman.jp/
※お知らせと注意事項※
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- 基本検査の13 番トリソミー(パトウ症候群)、18 番トリソミー(エドワーズ症候群)、21 番トリソミー(ダウン症候群)、性染色体異数性(ターナー症候群・クラインフェルター症候群等)に関する陽性は病名が表記された結果報告となりますが、それ以外染色体にトリソミーが出た場合は番号のみの結果報告となります。
- 基本検査「染色体13番トリソミー(パトウ症候群)、染色体18番トリソミー(エドワーズ症候群)、染色体21番トリソミー(ダウン症候群)、性染色体異数性(ターナー症候群・クラインフェルター症候群等)以外の病名等に関しては遺伝子専門分野になりますので当院ではお答えできかねます。ご了承ください。
アルツハイマー型認知症とダウン症
ダウン症は、21番染色体のトリソミーで起こります。
21番染色体にはアルツハイマー病の原因物質とされるアミロイドβの基となるタンパク質を作る遺伝子もあります。
(吉村 やすのり氏)
~NIPTについてよくあるご質問~
【NIPT予約に関する質問】
• そちらに伺う際、主人と一緒に行くことができません。大丈夫ですか?
妊婦様ご本人がご来院いただければ受検できます。
• 検査の日に持っていくものはありますか?
妊婦様ご本人の確認が取れる公的証明書をお持ちください。(免許証・保険証等)
• 検査の日はどのくらい時間がかかりますか?
ご来院いただき、受付からお会計まで、30分程みていただければと思います。ご予約状況によっては、お待ちいただくことがございますので、あらかじめご了承ください。
• この検査を受けると、出産も関連病院などで出産しないといけませんか?
いいえ。ご希望される病院でのご出産をしていただけます。
• かかりつけ医の紹介状が必要でしょうか?
特に紹介状等は必要ありません。
• どれくらい前から予約できますか?
検査は10週1日からの受検になります。ご予約は前より可能です。検査結果までに10日前後のお時間をいただきますので、10週1日~15週6日までに受検されることをお勧めいたします。16週以降の受検も可能です。
• 検査の予約方法を教えてください。
検査はWEBからとお電話でのお申込みとなります。
• 未婚でも検査できますか?
検査可能です。
• 検査を受ける時には、夫の同意も必要ですか?
妊婦様ご本人の同意書のみをいただいております。
• 迷っていたら、もう15週になってしまいました。優先的に検査させてもらえますか?
ご予約状況をみて最短でご案内せていただきます。
• 検査できる期間は決まっているのでしょうか?
10週1日~15週6日の妊婦様に受検をお勧めしています。スクリーニング検査(非確定検査)のため、陽性、陰性の結果にかかわらず、他の臨床的検査(エコー検査や羊水検査)の結果もふまえてご判断いただく必要があります。検査の予約等の期間も考慮してこの期間をお勧めさせていただいております。この週数を過ぎている場合で受検を希望される方はお問合せください。
• 検査日はいつですか。
金、土、日曜日となります。その他の曜日については、提携クリニックをご案内させていただくことがございます。
• 最寄り駅はどこになりますか。
JR関内駅、みなとみらい線馬車道駅となります。
• 予約から検査結果が届くまでの流れを教えてください。
採血の翌日から起算して、10日前後お時間をいただいております。検査会社の混雑状況によっては更にお時間をいただく場合がございます。
• 申し込み手続きは、代理人でも可能ですか?
お申込みは妊婦様ご本人のみとなります。
• 家族に内緒で検査を受けることができますか。
当クリニックから妊婦様以外にご連絡をお取りすることは基本的にはございません。また、お問い合わせをいただいてもお答えはいたしません。
• 世間的には倫理的に問題と言われていることもあり、ちょっと世間体が気になります。検査時プライバシーはしっかり守られていますか?
検査お申込みから結果まで当クリニックシステムで管理し、次のいずれかに該当する場合を除き、個人情報を第三者に開示いたしません。
1、お客さまの同意がある場合
2、当クリニックが検査を委託する検査会社に対して開示する場合
3、法令に基づき開示することが必要である場合。
【NIPTに関する質問】
• 血液検査の日、食事をとって行ってもいいですか?
お食事は通常通りとっていただいてかまいません。
• 従来型の出生前診断とどう違うのですか?
従来の出生前診断には確定検査では羊水検査と絨毛検査があります。確定検査ですので、染色体異常がすべてわかりますが、羊水検査では約0.2~0.3%、絨毛検査では約2%の割合で流産の可能性があります。従来のスクリーニング検査としてはクワトロ検査などの母体血清マーカがあります。クワトロ検査では、開放性神経管欠損症、18、21トリソミーがわかります。しかし、スクリーニング結果が陽性率という確率で、NIPTのように陰性という結果表示ではありません。NIPT検査は、スクリーニング陽性と陰性という結果表示になります。
• 34歳です。姉の子がダウン症だったので、とても心配です。34歳だとNIPTが受けられないといわれました。なぜ受けられないのでしょうか。私にはとても切実な問題です。
日本産科婦人科学会の規定では、以下に該当する方とされています。
1. 胎児超音波検査で,胎児が染色体数的異常を有する可能性が示唆された者
2. 母体血清マーカー検査で,胎児が染色体数的異常を有する可能性が示唆された者
3. 染色体数的異常を有する児を妊娠した既往のある者
4. 高齢妊娠の者(出産予定日が35歳以上,凍結胚による妊娠の場合は採卵時の年齢が34歳2か月以上)
5. 両親のいずれかが均衡型ロバートソン転座を有していて,胎児が13トリソミーまたは21トリソミーとなる可能性が示唆される者
4にあてはまると考えられます。
• 羊水検査にはリスクがあるように、NIPTにもリスクがありますか?
採血のみですので、羊水検査のように流産や感染症のリスクはございません。
• 自己免疫疾患を持っているのですが、検査を受けられますか?
問題ございません。
• 検査の当日飲んではいけないサプリや薬の種類はありますか?
検査に影響があるとされている薬は、ヘパリンやヘパリン類似物質を含む薬剤です。検査前24時間以内にご使用を控えていただければ、日常お使いいただいても問題ございません。服用を止める場合などは、必ず主治医の指示のもとご対応ください。
• 信頼できる検査なのでしょうか?
イギリスやフランスでは、希望する全妊婦を対象として公費で検査している知名度ある検査です。
• 検査を受けるかどうか迷っていたら、検査推奨期間が過ぎてしまいました。今からでも受けられますか?
週数を確認し、ご相談させていただきますので、お申込み時にお問い合わせください。
• 検査を受けられる方は、どの位の年齢の方が多いのですか?
20代から40代など、幅広い年齢の方にお申込みいただいております。
• つわりがひどくて検査に出かけられません。自宅でも検査できる方法などがありませんか?
申し訳ございませんが、現在はクリニックのみでの採血検査になっております。検査当日につわり等で体調がすぐれない場合は、妊娠週数とご相談の上、検査日の変更もできますのでお問合せください。
• NIPT検査を受けても正確な検査結果が出ないなど、検査対象外な方はいらっしゃいますか?
①母親が染色体の異数性(トリソミーなど)や不均衡型転座(ある遺伝子群が余分にあるか不足している)の保持者である場合
②胎児に不均衡型転座が疑われる場合は検査精度に欠ける場合があります。
• 羊水検査はクリニックでも教えてくれましたし、母子手帳にも案内がありましたが、新型出生前診断はいい検査だと思うのに、なぜ妊婦に情報を教えてくれないのですか?
染色体異常のスクリーニング検査のため、命の選別になるとの懸念がなされています。日本ではカウンセリングの充実も遅れており、また、妊娠を中断することも、現在の法律では経済的理由というひとくくりにされてしまい、妊婦やそのご家族にとっての精神的な法整備も遅れていることも原因となっています。
• NIPTといわれる検査は、いくつか種類があるのですか。大学病院で受けるNIPTと同じですか?
現在、新型出生前診断(NIPT)と言われている検査は一つだけです。検査を提供する会社が違っているだけで、同じ検査になります。
• NIPTで性別また性染色体異常もわかるのですか?
性染色体異常もお調べできます。ご希望であれば、性別もお知らせできます。当日医師の問診時に通知の有無を伺います。
• 貧血なのですが、検査を受けても大丈夫でしょうか?
可能ですが、当日医師、または採血を担当する看護師にお申し出ください。
• 検査結果が上手く出ないケースなどあるのでしょうか?
まれに胎児のDNAの採取が難しく、検査ができない場合がございます。
また、原因は特定できないのですが、検査される方の体調にもより、赤血球が破壊される、溶血という現象で検査ができない場合がございます。
これらの場合には、再検査のご案内をさせていただきます。
• クワトロ検査とどのような違いがあるのですか?
クワトロ検査は、18、21トリソミーと開放性神経管欠損症のスクリーニング検査です。また、検査結果も陽性確率というパーセンテージでの結果になります。NIPT基本検査は、13、18、21トリソミーと性染色体異常、全染色体は1~22トリソミーと性染色体異常をお調べするスクリーニング検査です。検査結果はスクリーニング陽性またはスクリーニング陰性という結果表示となります。
• 検査結果が陽性と出たのに、さらに羊水検査を受けないといけない理由は何ですか?
NIPTは確定検査ではなく、スクリーニング検査です。そのため、偽陽性の可能性もありますので、確定検査である羊水検査で総合的にご判断いただく必要があります。
• 多胎妊娠の場合だとNIPT検査できないのですか?
双子のお子様まではご受検いただけます。
ただし、スクリーニング陽性の結果の場合、双子ともに陽性なのか、おひとりのみ、なのかは分かりかねます。また、性染色体異常はお調べできません。性別もお調べできますが、『Y染色体がありました』という結果の場合には、双子のうちどちらかが男の子、または、ふたりとも男の子になりますこの点をご理解いただいたうえでのお申込みをお願いいたします。
【検査結果に関する質問】
• 検査結果がなかなか届きません。何か問題でもあったのかと心配です?
検査日の翌日から起算して、検査結果は10日前後のお時間をいただいておりますが、検査会社の混雑状況やDNAの採取に時間がかかる方もいらっしゃいます。
• 検査結果到着後、やはり性別も追加で知りたい。
大変申し訳ございませんが、検査後の通知追加はいたしかねます。
• 今まで陰性と結果が出たのに、実際は陽性(偽陰性)だったことはないのですか?
偽陰性だった方もいらっしゃいます。陰性的中率は99.9%と高いですが、スクリーニング検査ですので、他の臨床的検査(エコー検査や羊水検査)などと併せて、総合的にご判断ください。
• 検査結果をメールで教えて欲しい
原則、結果はセキュリティの高いWEBシステムでパスワードのかかったファイルをダウンロードしていただいております。郵送をご希望の方は、別途1000円✛消費税にて対応させていただきます。
• 検査結果を紛失してしまったので、再発行してほしい。
再発行の場合は、お名前、ご住所等を確認させいてただき、別途システム利用料(1,000円✛消費税)をいただきます。
• 感度と特異度について教えてください。
感度とは、スクリーニング陽性という結果で、出産後、検査結果通りトリソミーがあった(陽性だった)場合の確率。特異度とは、スクリーニング陰性という結果で、出産後もりトリソミーではなかった(陰性だった)場合の確率です。
• 検査結果の受け取り方法は来院ですか?郵送ですか?
原則、結果はセキュリティの高いWEBシステムでパスワードのかかったファイルをダウンロードしていただいております。郵送をご希望の方は、別途1000円✛消費税にて対応させていただきます。
• 再度違う住所に送ってほしいです。
個人情報保護のため、原則として別の住所への再発行はいたしかねます。再度別の場所へは、一度クリニックへ返送して着払いで再送させていただきますのでお時間をいただきます。
【料金やその他費用・経済面に関する質問】
• 支払方法を教えてください。
検査当日、現金もしくはクレジットカード払いとなります。
• キャンセル料はかかりますか?
検査日を含め、4日前からキャンセル料が発生いたします。4日前から検査当日のキャンセル料は¥10,000(税別)です。
• 再検査となった場合、料金はかかりますか?
再検査の場合は、¥12,000(税別)と再度お申込書をご記入いただきます。再検査をご希望されない場合は、検査費、輸送費を除く¥50,000(税別)を返金させていただきます。
• 公的医療保険が適用されますか?
適用されません。
• NIPTは、確定申告の医療費控除対象となりますか?
対象外となります。
• 染色体異常の子を生んだ時には、経済的にサポートしてくれる制度などあるのでしょうか。経済面で私たち夫婦には育てていける余裕がありません。
出産後は公的支援として特別児童扶養手当(20歳未満)、医療面では、子ども医療助成費があります。自治体によって異なる場合がありますので、お住まいの管轄役所へお問合せください。
• 陽性の子を出産するのに経済面の負担が気になります。染色体に異常がある子供を育てる家庭に対する給付金制度みたいなものがあるのでしょうか?
出産時には、健康保険に加入があれば、出産一時金が支給されます。また、無利子で貸し付けがされる高額療養費貸付制度もあります。
・特別児童扶養手当
・心身障がい者扶養共済
・減税制度
・NHK受信料の割引制度
・鉄道運賃の割引制度
【その他の質問】
• 陽性の結果が出た場合も出産する予定でいます。しかし、普通の出産と比較したら大変だろうしリスクが高いと思うので、出産するときに適した産院を選ぶポイントを教えて欲しいです。
特定の医療機関のご紹介をしておりません。現在妊婦検診でおかかりの担当医へご相談くださいますようお願いいたします。
• 妊娠周期は、どのように数えるのですか?
最終月経開始日を0週0日とし、280日目が出産予定日です。最終月経の始まる初日を0週0日とし、7日で1週と数えたものが妊娠週数です。
• どのような人が染色体異常のある子供が生まれる可能性が高くなるのでしょうか?
染色体異常が起こる原因は解明されておりません。卵子もしくは精子が分裂していく過程でなんらかの異常があることが原因ではないかと言われています。
• 染色体異常とは何ですか。どのようなことが起こるのですか?
通常、1対(2本)の染色体の数が少ない(モノソミー)または、数が1つ多い(トリソミー)のような染色体の構造異常のことです。異常をきたす染色体によって障害は違ってきます。
• どのような動機で受ける方が多いのですか?
年齢問わず、ご自分の赤ちゃんについて知りたいと思われる妊婦様、ご家族が多いです。前の妊娠から期間が空いている方、初めての妊娠で気になっている方、ご家族や血縁者にトリソミーをもった方など様々です。
• どうして高齢になればなるほど染色体異常が多くなるのですか?
染色体異常の原因は特定されておりません。女性の卵胞は胎児のころに作られたきりで加齢と共に卵胞は劣化していく一方なので、女性の年齢(卵胞の年齢)がかなり関係してきます。いわゆる卵子の老化によっておこるとされています。卵子や精子が分裂をする過程で、なんらかの異常をきたすことが一因と考えられています。
• 検査の結果が陽性だったら、どうしたらいいのですか?
NIPTはスクリーニング検査ですので、確定検査である羊水検査を受検していただき、総合的に判断をされることをお勧めしています。
• もし、中絶を行う場合、産婦人科ならどこに行っても受け付けてくれるのですか?
当クリニックではご紹介は行っておりません。また、病院によっては中絶を行っていない場合もあります。おかかりの担当医にご相談ください。
• もし障害があった時に、出産前に何とか治療する方法はありますか?
出産前よりも出産後に小児科医と相談しながら赤ちゃんの身体的なサポートをしていくことがほとんどです。
• 染色体の数の異常の有無がわかること以外に、もし障害がある胎児だとわかった時に、どの程度の障害を持って生まれるかというのはわかるのですか?
トリソミー別の特徴はわかりますが、障害の程度は個人差があるためわかりません。
• 母体保護法とはどのようなものですか?
1996年に制定,公布された法律で、母性の生命と健康を保護することを目的とし,そのために一定の条件をそなえた場合には不妊手術または人工妊娠中絶を認めたものです。
• 陽性という検査結果がでて残念ながら堕胎することになった場合、いつまでなら可能なのですか?
母体保護法で、妊娠22週未満までと定められています。